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2024 / 11 / 22 ( Fri )
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デビッド・ゴードン・グリーン監督『Halloween Ends ハロウィン THE END』
2023 / 04 / 23 ( Sun )

前にも書いたかもだけど1978年最初の『ハロウィン』はこれまで劇場で見た映画で一番怖かったかもしれない映画。いくつかある続編的なものやリブートもまあ他のその手のに比べれば頑張ってたと思えるのは原典がしっかりしてるからだったろうし、造り手たちもちゃんとリスペクトがあったからでもあろうし。でもそれだからどうしても物足りないところもあったわけで、そう言うものを吹き飛ばす出来だったのが40年後の続編『ハロウィン』そこから三部作と言われてどう続くのかと思えば異様な広がりを見せた『ハロウィンKILLS』ここまで来ると最終作ほんとに期待していいのかハードル上げすぎてないかと不安もありながら見始めましたが、杞憂でありました。タイトルが出るまでのシークエンスでもうすでに心のなかでガッツポーズ全開。そこからが、人に内在する悪とはなにかという方向に向いてるようにも解釈できる展開。悪に染まるプロセスを丁寧に追っていって、じゃあそれをどう始末つける、というのがシリーズ全体の始末にもつながっていって、そりゃまあ血まみれな死力を尽くした激突というのが映画的には目を奪われ納得するところですがここで行われてるのが呪を払うことのようで、それは劇中人物たちだけでなく40年にわたって見てきた我々観客についても同様のことをしてるようで。あえて難点といえばいわゆるホラー映画的に怖い場面があまり多くないかもというとこですが、この映画の場合そんなことは問題にならない。ラストシーンに、この映画はこういう為に作るのだという意思がちゃんと現れてます。怖いだけのホラーを作るんじゃない、この物語をいまどういうふうに終わらせるべきかという答えについての志。ありがとうございました。見終わったあと、ずっとテーマ音楽が頭の中で鳴り続けてました。
あ〜、もう一つだけ難点というか疑問なのが、原題は『ハロウィン エンド』なのに邦題はTHEがついてんですが、これはなくてもよかったんでないの?文法的にはどう違うのかわからんんけど。
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01:30:33 | 映画 | コメント(0) | page top↑
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