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林森 ラム・サム導演『窄路微塵The Narrow Road 星くずの片隅で』
2023 / 09 / 17 ( Sun ) 邦画なら絶対見ないのが裕福でない市井の人たちの特に奇跡が起きるわけでもない映画。
あと恋愛映画。 香港映画なら見ます。台湾映画も。でも今回は恋愛映画じゃない。 ポレポレ東中野での公開が終わるギリギリに見てきました。 コロナ禍で街が静まり飲食店が次々に閉めていく中、経営が危なくなってきた個人の清掃業者ザクの求人に、同じビルの窓のない部屋に住むシングルマザー、キャンディが応募。不器用で愚直で老母と二人暮らしのザク。幼い娘を連れて人前ではいつも前向きな、でも他人に頼らないためしたたかな面も持つキャンディ。それ故の行き違いもあり普通なら激高しそうなものがそうはならないザク。恋愛物になるわけでもなく。困ってる人は助ける、というのを忘れないだけ。いろいろあって逆境はそう簡単に乗り越えられないのだけど、それでも生活を続けていくときに『頑張る』とか『我慢する』とかでなく、真っ直ぐなところを忘れずできることをするだけというのがいかにも『少年たちの時代革命』の共同監督らしい。あれよりももっと日常で普遍的なものを描き出してます。 ザク役の張繼聰ルイス・チョンはシンガーソングライターで『燃えよデブゴンTOKYO MISSION』や『イップ・マン3』にも出てたんだ、見返したらそれとわかると思う。 キャンディ役の袁澧林アンジェラ・ユンはモデル出身ですらっと長い手足の高い等身でわりと丸顔なのが印象的。クリストファー・ドイル撮影の映画でオダギリジョーと共演したりしてるのか、どこかで見るかなあ。 キャンディがときに「オハヨウ」とか「タダイマ」と日本語使うんだけど、これは特殊なことじゃないのか何なのか、パンフ買っても特に説明なかった。どうなんでしょ。 東京でもまだ下北沢では見る機会あるらしいので気になる人は是非。 PR |
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