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渋谷のシビック・クリエイティブ・ベース東京で岩井俊雄ディレクション「メディアアート・スタディーズ 2023 :眼と遊ぶ」
2023 / 08 / 19 ( Sat ) 8月4〜7日開催された日本アニメーション協会主催INTO ANIMATION8のロビーではいろんなチラシが置かれてたんですが、そこで知った一つ。岩井俊雄さんとは昔ちょっとだけ縁があったので、時間の都合ちょうどよかったときに行ってみました。
渋谷の公演坂上ってNHKのちょっと手前、渋谷東武ホテルの地下にこんな施設ができてたんですね。 アニメーションの原点とも言える19世紀の視覚装置を復活させた数々。もちろんどれも稼働させて見ることできます。 岩井さんの絵本シリーズ、「100かいだてのいえ」の立体化も楽しいもの。 1980年代に岩井さんが作った動く視覚アート「時間層」シリーズのうち3つを修復展示も。回転と点滅光の組み合わせで連続した立体がアニメーションのように動いて見えるという、驚異の装置。 いろいろ楽しめてかつ無料なこの催し、明日20日まで。 ついでに、この階の上の中華料理店に、ある番組の収録で結構何度も行ったのでたまにはと行ってみたら別の中華居酒屋みたいのになってて残念でした。 PR |
阿佐ヶ谷で『必殺!Ⅲ裏か表か』
2023 / 08 / 18 ( Fri ) 阿佐ヶ谷での必殺大上映、なんとか最後の上映作品を見てこれました。
TVではなく工藤栄一監督の映画版。近年CSなどTVでかかるときに途中からとか見たことは何度かあったけど、最初から通してみたのはひょっとしたら公開時以来だったかなあ。改めて見てこんな話だったのか。権力をもつもの、今回は両替屋たちの上層部による被害者はいるものの明確な頼み人がないまま、たまたまその被害者に近いところに仕事人が複数いたので大変なことに、という。まあTVでもないことはないか、お互いにまずい所に手を出しちゃったなという、竜の「まかせろ」はどういうつもりだったのかとか参はちゃんと殺す場面やっぱりなかったよねえでも殺された方の無惨さが再見しても最高にすごいなあとか壱の最期やっぱかっこいいとか、などなど後半名場面多すぎなんですが、中盤の主水のもうどうしたらいいのくらいの追い詰められ方にたいしてせん、りつの振る舞いが良かったり秀の使い方うまかったんだなあとかあれそういえば成田三樹夫どうなったんだっけとかいろいろ感想止まりません。屋外では狭い路地での攻防、屋内では開けても開けても襖の奥にいくし手前にも色々出るしと活劇として圧倒されまくり。上映は土曜まで。 |
池袋サンシャインで鬼太郎EXPO
2023 / 08 / 17 ( Thu ) 8月14日有楽町の幻獣神話展Ⅹ最終日と大塚での夏樹リオさん中川亜紀子さんの朗読劇のあいだに時間余裕あったので、サンシャインに行きました。その後大塚まで歩いていけるし。
サンシャイン文化会館で開催中の鬼太郎EXPO。 入ってすぐにアニメ鬼太郎六期登場妖怪一覧。あれそういえば自分の担当回終盤はゲスト妖怪出ないものがけっこうあったなとかずんべらは老婆じゃないバージョンが良かったなあと思いながら次のコーナー 1期からのアニメ版紹介一覧 真ん中に各OPの集合モニタ。 待機列用なのかな紹介としては良く出来てるけどまあ知ってることが多いんでさっと通り過ぎて、ここからが本番。 鬼太郎EXPOとはゲゲゲの鬼太郎を題材にした80人くらいの作家さん達によるトリビュート展。 それはそれはいろんな人の鬼太郎が あ、結構仕事で知ってる人たちが。アニメのキャラデ、総作監な方たちとか『ぬ〜べ〜』原作や現在放映中『逃走中グレートミッション』のキャラ原案な方とか。もとから好きなイラストレーターがいる人にはより楽しい展示ではないかと。アニメーションは水江未来さん和田淳のが。 立体物も結構あって、多彩でしたね。しかしこれはほしいと思ったのに買えなかったのが会場内の休憩用円形ソファ。 |
有楽町で幻獣神話展Ⅹ
2023 / 08 / 16 ( Wed ) 8月14日、夜に夏樹リオさん中川亜紀子さんの朗読劇に行く前。直撃もあるかもと思ってた台風が関東からはそれてくれたので昼はこちらに。
有楽町交通会館地下で開催されてた『幻獣神話展』最初は渋谷からだったんですがともかくこれで10回目、もう10年なるのかあ。これでファイナルとのことで。 イラスト、絵画系も立体系も総じてレベル高く展示の仕方も洗練されてきてたなあ。 るるい宴さん https://twitter.com/cthulhudune 作の光る邪神の目玉ストラップ買いました。 スマホのワイヤレス充電器に乗せると光るんですよ。 幻獣神話展は終わってもまたなにか新しく始まるものもあるでしょう、楽しみにしております。 |
大塚で怪談朗読劇『夏中夜話 第漆夜~幽かな蝋燭の盃~』
2023 / 08 / 15 ( Tue ) 声優の夏樹リオさん、中川亜紀子さんのお二人で怪談朗読劇をやってて、去年は有観客公演というご案内いただいてたんですがあいにく広島国際アニメイベントの最中だったもので配信で拝見しました。今年は公演を見に大塚へ。
駅からすぐ。 ほぼ満席。 サブタイは三つの演目からきてて、小酒井不木「死体蝋燭」小野佐世男「幽霊」小酒井不木「血の盃」また渋いところから持ってくるなあ、脚色は夏樹さん中川さん。 「死体蝋燭」 最後まで聞くと当時の作らしい作りでほっとはするものの、夜のお寺で年老いた尼僧が小坊主に語る話のおぞましさ。アニメではあまり聞いたことのない夏樹さんの深く低い声がたっぷり怖がらせに来ます。 次の演目からゲストに三輪拓也さんを迎えて、「幽霊」 著者の体験談ということで今で言う怪談実話ですが昭和28年なので怪異がおわったあとの因果を語るパートが長いというか丁寧。なくてもいいかというと、聞きながらその屋内の隅にある井戸、そこがそんな恐ろしいことがあったところだったのかと注視していくところが、今では出しにくいあじわい。 「血の盃」 田舎の若い娘を弄んだ金持ちの息子が報いを受けるというそこだけ取ると典型的な話なんですが、そのクズ男が中川さん演じるそれは清楚な妻を迎えての結婚式、三々九度の盃に上から赤いものが。え、と見上げると次々に滴る血で白無垢の花嫁衣装に時ならぬ紅葉が。というあたり、まるで『キャリー』ではないですか。下手に映像でやるのでなく語りだけで素晴らしく印象的な場面にしてしまうのは原作もさることながら演ずる三人と照明、効果などのスタッフさんたちの実力のなせるところ。 演目の間にはさまれるグダグダトークも含め(いやそう言う緩和があってこそ演目の怖さがよりいっそう、てことですが)たいへん楽しませていただきました。次回も楽しみ。 そだ、このときは先に食べてから来てしまったんですがこの店は食べ物、特にカレー美味しいのだそうで。次回はそれも楽しみたいところ。 |